保育コンセプト
幼児教育に精通した現役保育士の視点を基盤として、
お子様を安心して預けることができる“子どものための”保育体制を整えました。

乳児期は「担当制保育」を行っています。
人間らしく育っていく基盤をつくるこの時期、特定の保育士が密接にかかわり愛着関係を築き、子どもにとっては安心できる存在となります。
そして、家庭と同じように保育園で落ち着いた生活をおくります。
子ども一人ひとりに丁寧に向き合うことで小さな変化も見逃すことなく、発達の様子や心の動きを把握し、次のステージへ導きます。
幼児期は「異年齢保育」で年齢の異なる子どもたちが一緒に遊んだり、食事をしたり同じ空間で過ごします。
その交流が社会性や協調性を身に付けます。
子どもたちは自分の意思を伝えたり、相手の思いを汲み取ったり、年上の子は年下の子を思いやったり、年下の子は年上の子の真似をしたりチャレンジしたりします。
そして保育士は子どもたちの主体性を尊重しながらしっかりと見守ります。
大府園は「あいち健康の森公園」、大高園は「大高緑地公園」にほど近く、子どもたちが思いきり身体を動かすことができる環境が整っています。
遊びを中心とした保育は、心肺機能や脳の正常な発育にも寄与するなど生涯にわたって健康を維持したり、また、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送る基盤となります。
そして、集団生活の遊びを通して、人間関係の築き方やルールを学び、思いやる心も育みます。
一方、身体を使って遊ぶことでケガの危険性が上がることも考えられますが、小さなすり傷を通じて、子どもたちは、大きなケガを回避する方法を学んでいきます。
「あぶないから」「ケガするから」と子どもたちを必要以上に危険から遠ざけてしまうことは、子どもが自ら考え、判断する機会を奪うことになるかもしれません。
当園の理念である『やり抜く力』は子どもの力を信じ、子どもの挑戦を見守ることから育まれるも
のです。

人は生まれてから自分自身を知り、他者の存在に気づき、少しずつ周りの環境に興味を持っていきます。
保育士は子どものその時の「なぜ?」「どうして?」という疑問にすぐに答えへ導くのではなく、子どもと一緒に考え、調べたりします。
それは園内だけでなく、自然との触れ合いや地域の人との交流から学んだり、時には土や泥にまみれ、実際に自分で感じ、表現することを大切にしています。
実際に自分たちで野菜など苗から実になるまで栽培し、収穫し、食して、『食育』を学び、
成長の喜びや感動を味わいます。
